空気調和とは~その目的と環境基準~2021/02/19

空気調和とは、対象となる室内空気の温度、湿度、気流、清浄度などの条件を
その部屋の使用目的に応じて、最も適した環境に、人工的に調整することです。

空気調和は、オフィス、店舗、住宅、学校、病院などといった
人の居住環境を快適にすることを目的にした「保健用空気調和」と
主として、物品の生産工程や貯蔵などを対象とした「産業用空気調和」に分けられています。

室内を締め切った状態で長時間使用していると
人間の呼吸や燃焼器具の使用、内装材に含まれる化学物質の発生によって
どうしても空気はよごれてしまいます。人間の身体にも悪影響を及ぼす場合もあります。

適切に、空調、換気を行い、室内環境を整えることが大切です。
基本的には、次の7つの項目の基準値を守るように、法律(※)で定められています。
※「建築物における衛生的環境の確保に関する法律(通称:ビル管法)の施行令第2条第1号イにて」

【1,粉塵の量】
空気1㎥につき、0.15㎎以下であること。

【2,一酸化炭素の含有率】
10/1,000,000(0,001%)以下であること。

【3、二酸化炭素の含有率】
1000/1,000,000(0,001%)以下であること。

【4,ホルムアルデヒドの量】
空気1㎥につき0.1㎎以下であること。

【5,気流】
0.5メートル/秒以下であること。

【6,温度】
17℃以上28℃以下(居室の温度を外気の温度より低くする場合はその差を著しくしないこと)

【7,相対湿度】
40%以上70%以下であること。


横浜の「株式会社 港都」は、建物の美観と清潔さを守るプロです。
定期清掃と空気環境測定は、これまでに数多くの実績があります。
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