空気環境測定の概要と:、測定が義務付けられた理由を解説!2024/09/20

空気は目に見えないため、科学的に測定して清潔な状態を保つことが重要です。

こちらでは、空気環境測定の基準について解説します。

 

◇空気環境測定とは?

ビル管理法により、延べ床面積3,000m²以上(学校は8,000m²以上)の建物には定期的な測定が義務付けられています。

空気環境測定はビル管理技術者が行い、ビルの所有者やオーナーが業者に依頼する責任があり、検査を怠ると罰則や行政指導の対象となるため、定期的な検査が必要です。

 

◇空気環境測定が義務付けられた背景

大規模な建物は空調システムで空気を循環させるため、設備に不良があると健康被害を引き起こす可能性があるためです。

一酸化炭素の増加や空調内のカビは深刻な身体への問題を引き起こすため、空気環境測定は法律で年6回義務付けられるようになりました。

特定建築物の所有者は、2か月ごとに測定を実施する必要があり、ビル衛生管理法では、空気環境測定の他にも給水・排水管理、清掃、廃棄物管理などが求めらるため注意しましょう。

気中濃度の指針値はWHOや厚生労働省により0.08ppm以下と設定されています。

6月から9月に年1回測定が義務付けられていますが、指針値を著しく下回れば翌年から省略可能です。

 

空気環境測定のことで不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。

 

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