空気環境測定の項目について解説!2020/06/19

今回は、空気環境測定の項目について解説します。空気環境測定では大きく分けて6つの項目を検査しています。以下、それぞれ簡単に解説していきますね。

 

  • 浮遊粉塵

呼吸器に影響を及ぼす。また花粉やダニなどアレルギー性疾患につながるものを含む。

  • 一酸化炭素

一酸化炭素中毒につながる危険な物質。

  • 二酸化炭素

一酸化炭素ほど危険ではないものの、濃度が高くなると頭痛や吐き気などの症状が出ることがある。

  • 温度

人間の温度調節機能は5℃〜7℃であり、これを超える環境に長期間滞在すると体調を崩してしまう恐れがある。

  • 湿度

湿度が低すぎると鼻や喉の粘膜が乾燥してしまい、感染症のリスクを高めてしまう。反対に高すぎると建物にカビが発生してしまう。

  • 気流

空調のコンディションを確かめるために検査する。気流がないもしくは気流が強すぎる場合には、空調に不具合がある。

 

上記6項目以外にも、新築・大規模修繕工事を行う際には、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの検査も行われます。

 

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