ホルムアルデヒドとVOCの人に及ぼす影響2020/04/20
建材や塗料、カーペットや洗剤など、工業的な製品に含まれる
揮発性有機化合物(VOC)は、少し前から問題視されています。
VOCは、化学物質過敏症やアレルギーを引き起こす原因質ともいわれていますが
その原因ははっきりしないままです。
しかし、有機溶剤からのVOCによる人体への影響を仮設したものでは、
VOC濃度が0.2㎎/㎥以下のとき、刺激も不快感も感じないのですが、
0.2~3.0㎎/㎥のときは、刺激や不快感が生じる可能性があり、
25㎎/㎥以上になると頭痛は生じ、神経毒性の影響の出る可能性を示唆しています。
また、ホルムアルデヒドもVOCと同じように
シックビルディングシンドロームの原因とされています
主に合板や接着剤などから発生し、人体に影響をもたらすと考えられています。
人に及ぼす影響は、
・涙が流れる
・呼吸気道が痛くなる
・吐き気や頭痛
・不眠
・不快感
・下痢
・目の痛み
・皮膚障害
・目と鼻の痛み
等があります。ひどいときは呼吸器障害にも至るケースもあります。
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