空気中の汚染物質が人に及ぼす影響2020/02/20

空気は目には見えませんが、数多くの物質が含まれています。
それらは、「エアロゾル」と呼ばれる粒子状物質(液体や固体の粒子)と、
気体のガス状物質とに分類することができます。

こうした空気中に含まれる物質の中で、
人に影響を及ぼす代表的な汚染物質の特徴をお話していきます。

液体や固体の粒子「粒子状物質」とは?

粒子状物質のなかで、代表的な汚染物質といえば、次のようなものがあります。

・粉塵
・ダニアレルゲン
・真菌、細菌
・アスベスト(石綿)

一口に「粉塵」といっても色々ありますが、なかでも呼吸時に肺の中に沈着しやすいのは
1μm(ミクロン)前後の粒子です。
1μmというのは、1mmの1000分の1という小さなサイズです。
細菌を運ぶ粒子の直径は10μm程度ですので、
空気環境として問題となるのは10μm以下の粉塵であるといえます。

粉塵の人体に及ぼす影響は、それが高濃度になると
気管支障害や心臓疾患を誘発して、濃度が高くなればなるほどに
死亡率も増加することが知られています。

一般的に、住居というのは数多くのダニが生息しているといわれていますが、
ホコリ1グラム中に含まれるダニの数は、数百匹にも及ぶといわれています。
ダニの排せつ物や死骸は、空気中に飛散し、アレルギー体質の人にとって
アレルギー反応を起こす「アレルゲン」となります。

このほかにも、真菌・最近によるものや、アスベスト(石綿)による影響もあります。
安心安全な空気環境を整えるためには、現在の状態をチェックすることが大切です。

空気環境の測定は「株式会社 港都」へご相談ください。
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